あなたはわたしの一生もの

いろいろあるよね

愚痴垢のおかげで「関ジャニ∞を好きにならなければよかった」と血迷ったこと言ってしまった話

先日生まれてはじめて「関ジャニ∞を好きにならなければよかった」と大泣きした。


すばるくんが関ジャニ∞のファンの方々から、当たり前に責め立てられるアンチツイートが横行しているTwitterに耐えられなくなったからだ。
ふと、検索で見つけてしまい、覗いてしまったことを今でもすごく後悔している。
正直、見つけてしまったときは腹が立ったし、否、腸が煮えくりかえったし「は?ちょーうざいんですけど」と脳内のギャルが毛先くるくるしながらガンつけていたのだが、もしかしたら、いつかのすばるくんのファンも同じようにひどいことを呟いていたのかな、と思ったりもした。(まぁそれがすばるくんを責め立てていい理由にはならないと思うが)

そんなこんなで風呂場で大泣きしたのである。
関ジャニ∞を好きにならなければ、こんなきつい思いしなかったのに」と27歳の女がわんわん泣いた。それくらいメンタルをズタズタにされた。
ファン同士がどうしてこうもいがみ合うのだろう?
ジャニーズファン、戦闘民族多すぎじゃない?

大泣きしたあとは気絶するみたいに眠って起きた朝。ふと、「私はこの悪循環に参加してはいけない」と悟った。
昨日までめちゃくちゃにイライラして辛くて悔しくて、ファンや関ジャニ∞のことを考えてがんじがらめになって大泣きし、終いには愚痴垢に対して「おまえら全員駆逐してやる…」とどっかの主人公みたいな目してたくせに。


しっかり眠って落ち着いたら「この連鎖に私が参戦しても、不幸になるだけだわ」と理解した。もう完璧に理解した。

正直愚痴垢は大嫌いだし、みんな滅べと思うが、それについて特に私がイライラして殴りに行ったりするのは絶対に不幸な悪循環しか生まない。私にとって。
私は今まで関ジャニ∞のメンバーもすばるくんも亮ちゃんも責めたことは1度もない。そんな自分をファンとして誇ってあげようと思えた。

そんなわけで今日も私は元気に生きている。
昨日すばるくんのアルバムが家に届いた。やっほい。聞くことがとても楽しみである。






最後に


人間の脳は1人称しか理解できないので、他人に言う愚痴や悪口は自分にもダメージをくらってしまうという話を聞いたことがあるので、愚痴垢の皆さんは愚痴垢のことを「ストレス発散用」とか言う方もいるが、まじでただの自称行為なので、嫌いな人の愚痴をSNSで言うくらいなら、大好きな人の好きなとこ100コぐらい正座してちゃんと言った方が幸せだと思いまーす!!現場からは以上でーす!!

すばるくんは不器用ではないと思う話

私はあの日から、すばるくんや関ジャニ∞の想いを推測し、それを振りかざすことは意識的にしないようにしてきた。だって本当のことなんてわからないし、好きだからこそ極端に美化した神話にてしまいそうで怖かったから。

けれど、今回書いた文章は100%私の勝手な推測のもとすばるくんについてある種の美化された意見を書いているので、解釈違いの方々はいるかもしれないが、至って気軽に一意見として「ふーん おもしれー女」くらいに思ってもらえるとありがたい。








ハチミツとクローバー」という漫画がある。(急にどうした、と思う方もいると思うが、ちょっと聞いてほしい) そこに、はぐちゃんという才能溢れる将来有望な美大生が登場するのだが、物語の終盤に彼女は利き手に怪我をおってしまう。「もう絵が描けないかもしれない」という中、リハビリ中の彼女が弱音を吐くシーンがある。

「息をしてごはんを食べてあとはどうするの?」
「死ぬまでなんて長い時間、怖いよ」

作品が生み出せなくなるかもしれいない恐怖に、彼女は涙する。はぐちゃんにとって絵を描くということは前を向き、生きていくことに直結している。


今回、すばるくんがアルバムの先行配信で「ぼくのうた」が発表されて、いろんな人がすばるくんの歌を聞いて、いろんな意見を持って。
私はさっぱりした無骨な映像と食らいつくような歌い方を見ながら、すばるくんだなぁ、と思った。

そして冒頭で話した、はぐちゃんの話を思い出した。
はぐちゃんにとっての絵が、すばるくんにとっての歌だったんだなぁ、と。


すばるくんが歌うことが大好きなことは知っているが、私はそのことをあまりに甘く考えていた。
すばるくんの歌への気持ちは「人生」とか「命」とかそういうものを賭けるものなのだ。歌い続けることは音楽を続けることは、前を向いて生きていくことなのだ。私は所謂平均的な凡人なので、これができなければ生きている意味がない、というものを見つけられていない。趣味で絵も描くし歌もカラオケで歌うが、それができないからといって死なない。

でも死ぬ人はいる。

それを才能と呼ぶのだろう。
抜きん出た才能はときどき人を殺す。


ただ、すばるくんはいろんな才能に恵まれ過ぎている。容姿にも恵まれて、話もうまくおもしろい、演技もできる、運動神経も悪くない。それがすばるくんを苦しめているようにも思える。
すばるくんは「歌しかない」と言うが、凡人には「歌しかないなんてことない」ように見えるし、これができなくても、あれをやればいいじゃないかと思えてしまうのだ。


すばるくんはよく不器用だと評されるが、私はすばるくんを不器用だと思ったことはない。
すばるくんは不器用なのではなく「不器用になりたい」のではないかと思っている。(あくまで私の見解です)なるだけシンプルに、なるだけ削ぎ落として、なるだけ1つだけに、そういうものになりたくて「それしかできない存在」に憧れているように思う。

いろんなことができるし、できてしまうすばるくん。
そんなすばるくんは「歌だけ」でいいと思ってしまった。「歌だけ」を選んでしまった。
どんなに顔が綺麗と言われても、他のことがどんなに上手にできても、すばるくん自身はそれほど意味を見出だせないことなのかもしれない。凡人には理解できないけれど。いや、実際どう思ってるかは知らんけども。
そんなすばるくんが、歌だけになって、それだけになって、自分の全部の人生とか命とか、全部賭けたらどこまでいけるのだろう、と考えてしまったら、もうそれは仕方ないことなのだろう。



今のすばるくんはまさに原石のようで、今からどんな風に磨いて、磨かれていくのか楽しみである。

いろんな意見はあるが、そんな有象無象にあたふたするなら、すばるくんはアイドルを辞めていなかっただろうし、やりたいことをやりたいようにやって、悔いない時間を過ごしてほしいと思うばかりだ。





最後に

未だにすばるくんに対して「関ジャニ∞にいてできないのか」「関ジャニ∞を出てまでやるのがこれか」という意見をSNSで見かける。見つけるつもりなく、検索で簡単に見つけてしまう。


悲しいから見えやすいところではやめてほしいし、関ジャニ∞のすばるくんに呪われている人たちは、はやくその呪いが解けてくれるといいなと思う。

苦しむ為に生きないで、あなた自身を愛してください。

2月28日という新しい記念日

大好きな人から素敵な一報をもらった今日。
びっくりするほど元気が出て、それからの仕事が嘘みたいに早送りで楽しく過ぎていった。

あの絶望みたいな日曜日から、みんなで歌ってくれた夜から、思ったより短いようなとてつもなく長いような時間が経って、今日。

初めて、生まれて初めて見る、ジャニーズじゃない渋谷すばる関ジャニ∞じゃない渋谷すばる

もうね、最高にかっこよかった。
全部全部ぶっとばすくらい、かっこよかった。
変わらない笑顔が、少し合間に聞こえる楽しそうな声が、少し痩せた体が、全部全部かっこよくて泣いた。

車の中であの頃の関ジャニ∞の歌に包まれて、泣いた。悲しさや切なさや、やるせなさではない、涙。でも嬉し泣きというにはあまりに色々な味のする涙を流しながら、帰り道を走った。

あの日から、今日まで。こんなに世界が煌めいたことなんてなかった。色が全然ちがった。

やはり私にはこの人しかいなかった。
最初からわかっていたけれど、すばるくんを失ったように思って過ごした日々の中で、またすばるくんを大好きになってしまって、どうしようもなかった。



私とって、唯一無二のアイドルです。
愛してもらっていること、もう絶対忘れない。
本当にありがとうございます。

す担である私がGR8ESTオーラスでまったく泣かなかった話

~人生のあらすじ~
私、20歳で急に渋谷すばるにぶち転んで、ジャニオタになっちゃった!それから6年いろいろあるけど、自担のいる生活はとっても充実!😆💕 そんな幸せ絶頂の中、自担がアイドルを辞めちゃう宣言?!😭💦… 明日から私どうやって生きていったらいいの~~?!


と、いうのが成人してここ数年の私の人生のあらすじなんですが、私の人生の自担、運命の推しである渋谷すばるさんが所属するジャニーズ事務所の退社と関ジャニ∞を脱退することを発表されて、はや5ヶ月。はやいものでどうなることかと思ったツアーも福岡のオーラスを無事終えて、私もなんとかオーラスを見届けることができました。

そのときの話を書きたくなったので、よければ読んでください。



9月16日 ツアーオーラス福岡
お昼ごはんはドミノピザでした。(どうでもいい)
人生はじめてのドミノピザでした。(くそどうでもいい)
従姉妹と会社の後輩と合流して、ガラガラペンラを買い、デジチケを発行。なんとですね、スタンド1列目。(だいぶ三塁よりなので見やすくはないですが)
初めてでした。ずっと入ってみたかったスタンド1列目。前に人がいない。なんてストレスフリー。
ひとしきり3人ではしゃいでいると、じんわり始まるエイトコール。暗くなる会場。流れるオープニング映像。バンドセットの中に影が動く。現れた関ジャニ∞

渋谷すばるはいない。


渋谷すばるはいない。 

ライブに入る前、Twitterで今回のツアーで涙したす担のみなさまの話はたくさん知っていました。自分も4月から何度も家で泣きました。ライブ中に泣き出して一緒に入る後輩や従姉妹に迷惑をかけないか、不安で仕方なかった。
あぁ、渋谷すばるはいないんだな…。とステージを見て、漠然と思いました。



はい、ここで泣くと思うじゃないですか。


涙出ねぇ。 

ええ?ちょっと待って?今泣くとこだよね?すばるくん想って泣くとこだよね?なんで?涙出ないんですけどwwww そりゃうるっとはくるけどwwww ぼろぼろは全然こないwwww なぜwwww

みたいな謎感情に私が襲われる中でも、ライブは進みます。周りには大倉さんの担当が多く、大倉さんが画面で大きく抜かれるたびに、席が小刻みに揺れてびびる。

そんなときBJの演奏の中盤、

なんか大倉さんが泣いてる。 

びびった。わりと大泣きです。す担もびっくりの大泣き。それを見て、周りの大倉さん担当の方々がしんみり泣き出して、またびびる。

すげぇ置いてかれてる…。
みんなの感情に追い付けねぇ…。
泣く気満々ですばるくんのツアータオル持ってきたのに、普通に汗ふきに使ってました。(笑うところ)
周りにも泣き出す人はたくさんいましたが、多分す担はいなかったです。泣き出して周りに迷惑かけるす担とは都市伝説なのか…??

事実わたしは結構普通に楽しんでました。
安くんめちゃくちゃティックトックうますぎてほぼティックトッカーだったし、亮ちゃんの発情した猫はすごくパワープレイで爆笑したし、MCの丸山さんの様子のおかしさツボだったし、村上さんのDVDは売れてほしいし、大倉さんは所々すばるくんと見間違えたし、横山さんはお肌がめちゃくちゃきれいだったし。(トロッコで近くで見れらました)

楽しかったです。
渋谷すばるはいなかったし、セットは心なしか関ジャニ∞らしくなかったし、途中の大画面の効果映像?がクソださかったし、外回りのトロッコ少なすぎて、何度も空のトロッコに手をふるというクソ茶番やったし、銀テがまっっったくふってこないし、ダブルアンコなかったけど、楽しかったです。(本当だよ)(本当に本当に楽しかったよ)


アイドルすげーな。芸能人すげーな。楽しかったな。と言いながら、駐車場までペンラを懐中電灯のかわりにして帰りました。
関ジャニ∞のリミックスを聞きながら帰る、従姉妹との車内。ゆっくり夢見心地も覚めてきた頃、このとき、なんだかすごく違和感を感じて。なんか私の今日のライブのテンション、おかしかったよね?って、漠然と思いました。なんか、すごく、ファンっぽくなかったな私の反応…。
そのとき、私のジャニオタの人格がもうすでに死んでいたことに私は初めて気づきました。
なんなら、火葬も終わってるし、四十九日も終わってるレベルで私のジャニオタの人格は、もう死に絶えてとっくに成仏していたことに、このとき、初めて、気づきました。

うわ~~~
やべ~~~奴やん(まじで)

今まですばるくんが歌ってると「本物だ!」と感極まって泣き出したり、オープニング映像で大きく映れば声をあげ、最後は絶対「大好きーー!」と叫んできた関ジャニ∞のライブ。
今回はそのどれもない。

あーーそっか、
渋谷すばるが私をジャニオタにしてくれてたんだ。
そっかそっか、なるほど。
だから、いつもとテンションが明らかに違うのか。だから涙も出ないのか。死んでたのか、そうか。
もともとアイドルに興味があまりない性質な私にとって、渋谷すばるがいないライブは「好きなアイドルのいないライブ」でもあり「私のジャニオタの人格が自動的に欠席するライブ」でした。

多分、私はもうジャニオタになりませんし、なれません。関ジャニ∞は大好きですが、もう所謂ファンではないのでしょう。
そう考えると、なんだか寂しい。
じんわりと切なくなるものです。

こんなことを考えるとき、車内ではヘブンリーが流れていました。(空気を読むリミックス)
そんなことも相まって、そのとき初めて、その日初めて、ちょこっとだけ泣きました。



今までありがとう。
ばいばいジャニオタの私。



どうか元気で。






おわり